2017年05月31日

常識脱ぎ捨てHigher



常識脱ぎ捨ててるせいか、
関東900世帯(ビデオリサーチサイトより)で
なかなかリアルタイムに観てもらえていない様子の「貴族探偵」ですが(自虐)
これがかなり攻めててすごいんですよ。











何がすごいって
ただでさえびっくりトリックで読者の度肝を抜く原作を
ドラマ化にあたって、え!そこまで改編しちゃうの!?ってくらい手を加えてしまっていて
普通だったら、
あんまりな改編だと、原作ファンの方々が「原作汚された」ってお怒りになることが多いように思うのですが
これがとんでもなくパワーアップしてる改編なわけですよ…
なんていうの…?深みが増してるっていうのかな…?

もちろん中には、「ちょっと変えすぎじゃない?」って思ってらっしゃる原作ファンの方もいると思いますが、
それでも、ツイツター見ている限りは、ミステリーファンのみなさまがすごく楽しんでくださっていて
とても嬉しい限りであります…(感涙)
麻耶先生ファンのみなさま、本当に懐が深くていらして…ありがてえ…
「ドラマ化して麻耶みが増してる」ってお見かけしたのですけど…麻耶み(笑)


特にわたくしが「えええええ!?」てなったのは、前後編に分かれた5〜6話なんですけれども
原作と比べると、かなりいろんなことが、追加改編されているんですね…


普段あまりミステリー読まないので、浅―い考察です。


ドラマでは、
原作にはいない人物が加えられていて
まあ、高徳さんとハナさんは、ある意味全話通してのストーリーテラーなので別として
・金山某(みんな大好きおしなりくん演じる婿候補のひとり)
・愛知川友也(愛知川執事の息子)
は、原作にはいない人物で(原作だと、婿候補は3人だし、弥生お嬢様には特に想う人はなし)
それなのに、この2人、なんだか相当に重要っぽい人物で

金山某の、いろんなシーン、あれ原作にはないんですよ。
冒頭の雉撃ちシーンもないし、そこから派生して桜川家に伝わる蓬莱の雉のしきたりもないし
その延長の、生き血を飲む→盛大に吐血→あんまり見ない目の前で書かれるリアルタイムダイイングメッセージも
まるまるっと原作にないんですね。
若き使用人友也くんも原作にはいないので、
弥生お嬢様との幼い日々の思い出やら2人の間にほのかに薫る恋心なんかも、
ドラマで追加されたエッセンスで

原作では、3人の使用人が、
それぞれ殺された婿候補たちをわりとさくさく調べてさくっと解決しちゃうんですけれども

ドラマではそのメイン3人の殺人事件の真実が明かされてもなお
金山某の毒殺未遂は解決されずに
しかもそれがおしなりくんだったりするので、
視聴者はみんな「絶対金山には何かあるだろだっておしなりくんだもん」って思うに違いなく
(ホント、おしなりくんの存在感って何だろ凄すぎ・笑)
最後まで、そこに引っ掛かりを覚えたまま、高徳&ハナの行動を見守っていたわけで

まさかさあ!
金山某が、桜川当主の忠実な使用人だとは、思わないじゃないですかっっ!!
最初の雉を仕留めたくだりから、弥生お嬢さんにうっとおしく付きまとっていたのは
3人の浅はかな婿候補を煽って敵対心を募らせ、
ダメ押しで毒殺されるフリをしてお互い疑心暗鬼にさせる役割だったなんて
そして、役割を終えた途端、跡形もなく姿を消す鮮やかさ……か、カッコイイ……(*゚д゚*)キュウウウン
(いくつになってもダークなイケメンには弱いのです…笑)

ここで、桜川当主が、暗に恐ろしい策を練っていたことが明らかになるのと同時に
それを見抜き、また理解している貴族探偵も、同じようにダークな存在であることが仄めかされ、
そういう貴族探偵のダークさは、原作ではそこまで掘り下げていないので
ちょっとね…桜川当主と話す御前の表情も相まって、ゾクッとしてしまったんですよね…。
しゅ…しゅごい……(*゚д゚*)


執事の息子、友也の存在も、メインのストーリー的には、別になくても問題はないのですけど
3人の婿候補がお互いを殺し合って、桜川当主の思い通り、ハイおしまい、ではあまりにもドラマ的に
アレなところ、
(こういうとこ、識者とかいう方々には叩かれるんだろうなー)
これで晴れてお嬢様と執事の息子が結ばれるという、
一応視聴者フォローみたいになってて(なってますよ…ね?笑)
なんか3人死んだけど、良かったねえみたいな、
はー、これは本当に倫理感がアレになる作品(でもそこがこの作品の面白さでもあると思う)で
原作で突き抜け過ぎてたり、ドライにバッサリ排除している部分を
ドラマ化で再構築するにあたって、ちょっと深みを足しているんじゃないかなあと
3人の婿候補なみに考えが浅いわたくしなりに、思ったりしたわけですよ。


それにしても、桜川と金山某が引き金になって露わになった、
貴族探偵のダークな部分が、この先の核心にもなっていきそうで
わたしはもう今からdkwkとgkbrが止まりません。楽しみすぎる…!!
使用人3の前の御前と、秘書鈴木の前の御前の空気感の違いにすっかり溺れております…たまらない…

しかも、直近の第7話では、とうとう犯人を原作と変えてしまうという暴挙!
そんなことしていいのー!?(゚Д゚ll≡ll゚Д゚)




改めて、わたくしのときめいたシーンなどまとめていきたいと思います。
これは本当にありがたいドラマですよ…うっうっ(泣いてる)


posted by はなお at 16:34| Comment(0) | 嵐・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。